農家の大変なところは、自然を相手にする仕事なので、人間の力ではコントロールできない部分が大きいということです。夏は暑さ、冬は寒さとの戦いです。 夏の暑いなか、直射日光に照らされながら畑の手入れをすることもあれば、ビニールハウスのなかで汗だくになりながら苗を植えつけることもあります。また冬の寒いなか、朝早くから起きだして収穫をすることもあります。 常に空調施設の整った屋内で仕事ができる一般的なサラリーマンとは、働く環境が根本から違うのです。
農家にとって最もダメージが大きいのは、自然災害です。ひとたび激しい台風や大雨、地震などが起これば、大事に育ててきた農作物も大きな被害を受けてしまいます。 早い段階で予見することもできなければ、どれだけ気をつけていても自然の猛威が激しければ作物を守りきれないことがあり、人間の力ではまったくコントロールできないのが現状です。 農家にとって、丹念に育ててきた畑や田んぼを一瞬にして壊されてしまうのはとても悔しいことですし、その年の農作物が売り物にならなければ、収入にも大きなダメージを受けてしまいます。
弊社では地方生産者の販路を拡大するべく、新幹線物流などを活用し、都内で野菜などを販売するオンラインマルシェを行っています。規格外や、過剰野菜などで卸すことが出来ないが味が通常の野菜と 変わりがないものなどを都内の人に届けるプロジェクトです。またオンラインでリアルタイムで消費者と接する機会を設けることでより商品や、生産者の実状を知ってもらう機会の創出に繋げています。
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